DIY工作室と工具
|
Lets DIY:Work Space and Tools |
|||
Summary | ||||
My DIY work space and tools for woodwork and goldsmith work were showed below. These are the one having maintained it spending about ten years. Narrow work space and the tool is not high-classl. However, easy furnitures and daily necessaries are produced by Sunday carpentry. Closets, shelfs and storages, etc. are made by DIY and what bought in furniture is the one such as sofas and the bed mats. The woodworking is one of the most interetig hobbies for me. | ||||
DIY工作室と工具
INDEX |
1. はじめに
春秋は工作に適した季節です。戸外で、さわやかな風とやわらかい日差しを浴びながら、日がな一日木材と戯れると、適度な疲労感とこの上ない満足感に浸れます。日曜大工をはじめて10年程度ですが、腕前のほうは頭打ちです。日常使う家具などは概ね工作できますが、強度と耐久性中心に設計していて、仕上げはそれなりです。仕上げに凝ると高価な材料と膨大な加工時間を必要とする事が多いので、なかなか手がでません。
シアタールームの拡散吸音壁、棚、机、テーブルやラックなどは木工自作品です。最近は建具に興味が出てきて、引き戸や開き戸などいくつか作ってみました。建具は難易度が高い作業ですが、今更ながら工作の基本である水平と垂直を出すのが如何に難しいか実感している今日この頃です。
今回は工作室と主な工具を紹介します。木工と金工は共通の道具を使っています。
2. 過去のシアター関連木工金工作品
以下のリストはこのブログの木工金工DIYカテゴリーの記事を再掲したものです。この他日用品、ウオークインクローゼット,サイドボード,本棚,収納,キッズ用品,坪庭,スモーカ-など掲載予定です。
- 大型燻製窯の製作 - 2012-10-22 14:24:33
- 木工和風坪庭の製作 - 2012-10-08 21:26:33
- 木工ワークデスクの製作 - 2012-09-25 23:12:03
- パッシブ3D用電動フィルタホルダーの製作 - 2012-04-12 23:57:16
- スタックプロジェクターの冷却 - 2012-04-06 23:22:08
- iPadによるデュアルプロジェクターの遠隔制御 - 2011-12-12 13:01:07
- Stack 5D dual projection system - 2011-12-02 21:36:17
- デュアルプロジェクター用偏光板 - 2011-11-10 13:44:11
- 偏光3D用シルバースクリーン - 2011-10-26 22:58:09
- シアター専用電磁開閉電源システムの製作 - 2011-09-19 15:22:18
- スタック2Dプロジェクターの調整 - 2011-08-26 22:07:32
- デュアルプロジェクター設置台の自作 - 2011-07-23 02:40:48
- DIY工作室と工具 - 2010-09-15 01:48:29
- 自作PCのケーブルシールドとノイズフィルター - 2010-09-02 15:02:59
- UDT2010: part1 (1Uラックマウント型PCケースの自作) - 2010-05-11 08:05:45
- 19インチ2Uラックマウントトレイの自作 - 2010-04-08 23:25:45
- 19インチラックの自作(2号機) - 2010-04-02 09:19:47
- アナログバランスケーブルの自作 - 2010-04-01 15:18:34
- PCケースの自作(2Uラックマウント型HTPC) - 2010-03-12 15:15:44
- カメラ収納キャビネットの自作(無線フォトビューアー付き) - 2009-12-18 19:50:09
- 自作PCケース(オーディオ型) - 2009-12-06 02:10:04
- 自作PCケース - 2009-03-10 02:52:01
- 大型テレビラックの自作 - 2009-02-22 00:08:41
- 自作電源ボックス - 2009-02-10 02:28:12
- 自作リビングボード - 2009-02-01 06:39:52
- JBL 認証ロゴプレート - 2009-01-24 03:23:18
- 多目的テーブルの自作 - 2009-01-20 00:16:39
- TVボードの自作 - 2009-01-12 08:29:28
- アンプラックの自作 - 2009-01-07 01:50:44
- 壁面ディスク収納の自作 - 2009-01-03 01:28:18
- 19インチラックの自作 - 2008-12-30 22:07:47
- プロジェクター設置台の自作 - 2008-12-26 01:41:47
3. 工作室
工作室といっても専用部屋はなく、作業は狭い開放空間で行っています。SRC構造の自宅の一角、3畳弱の通用口外の通路です。半戸外で強い雨なら振り込みますが、春秋は快適に作業できます。ストック資材は別の物置においていますが、よく使う資材や工具はこのスペースに棚を作って収納しています。
作業場全景
左は見取り図、中央が工作場です。右は出入り口A,Bからのショット
Bの出入り口のショット。開き戸はSPFと塗装コンパネで制作。塗装はオイルステン。両端はアンカーボルトで固定。
開き戸の裏、工作室側は工具類の吊り下げ収納。工具棚はSPF材で制作。よく使う工具はここに置いています。
フローリング
工作場はDIYフローリングにしています。既成のフローリングユニットと防腐処理したレッドシダーの端材で制作。
右の写真は工作室戸外側の自作木工プランターに植えたトネリコとジャスミンの植栽。
工具棚
工具棚のクローズアップ。左は上段でコーススレッド、タッピング各種ストックしています。
下段はドリルビット、リーマー、ホールソー、オートポンチ、ニブラーなど特殊な工具を収納。
各種スケール、スコヤなどは側面に吊り下げています。
工作台です。厚めの木材で切削作業やうち抜きなど打撃に耐えるよう設計。塗装用、洗浄用に水道を引いています。
ユニット式作業台
工作室が狭いので作業台は2つのユニットを組み合わせて、いろんな作業ができるよう設計してみました。
細長い2つの作業台の組み合わせ方で、マルノコ切断やルーター切削の際の下歯の通り道をいくつか設定できます。
使わないときは電動工具の収納にしています。工作台は作業の安全性にも影響するので、とても重要な道具です。
左が2つの作業台ユニット。右は作業時の標準的なユニットの組み合わせで、マルノコ切断用です。
天板と底板は24ミリ合板、骨格はSPF材です。対候性の水性透明ペイントで仕上げています。5年使用。
左はマルノコ用バリエーション、右は天地逆にしてフラットな作業机にしている様子です。
2つのユニットの固定はクランプを利用しています。パターンによって3種の幅木を用意しています。
作業台の使用例
マルノコ標準仕様で作業している様子です。マルノコガイドは機器に合わせた自作治具です。2種のマルノコが使えます。
4. 主な工具
主な工具を紹介します。これだけあれば通常の家具や金工工作には十分です。ここで紹介するのは大型の電動工具ですが、小型の一般工具、計測器具や治具などは随時追加してゆきます。
5. 最後に
日曜大工は安全が第一です。特に電動工具を使い始めると集中力を高めて慎重に作業しないと危険です。今回紹介したものは慣れるととても安全に使えるものばかりです。
作業する環境、スペースや作業台は効率と精度に影響します。整理整頓して使いやすい作業台を使うと、自然に工作精度も上がってきます。掲載した作業場はとても狭く、長尺の素材を搬入するのにも苦労しますが、その分配置や収納に工夫をしてみました。この環境で数十作品作っていますが、今のところ特に問題ありません。ネット上にはとても充実した工作室をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。昇降台を持てる日を夢見て、しばらくこの環境で頑張ってみます。
今回は作業場、作業台と電動工具を中心に掲載しました。他に道具やねじ類など随時追加してゆきます。
n’Guinさん
私もその昔ピュアでしたので気持ちはよくわかります。時々音響調整しますが、その時必ずピュア用のシステムでも聴いてみます。みつごの魂ですね。
切り替え機作りましたか!創作意欲も旺盛ですね。創意工夫はオーディオの醍醐味でもありますね。またLuxの切り替え機とは豪華です。マルチと2chの切り替えのときSWをどうするかはとても悩ましい問題です。
また楽しい話聞かせて下さい。
すてきな工作室ですね。
マンション住まいの私には考えられない環境で、うらやましい限りです。
半年ほど、Marantz AV8003 と MM8003 で聞いて、pure audio のアンプをしまい込んでいましたが、結局 pure audio を捨てきれず、切替機を作りました。 スピーカーに関しては、Luxman の既製品(AS-55)を使い、super woofer の入出力を切替機で自動的に操作してもらいます。簡単なしろものですが、作成には2日かかりました。