壁面ディスク収納の自作
シアタールームの壁の一部はディスクディスプレイ収納を自作しています。開封していないディスクを暫定的に収納しておくラックで、その日の気分に合わせてこの中から映画を選びます。背のタイトル面と表のカヴァーが半分ほど見える状態で並べられて、内容がすぐにわかり簡単に選べるよう設計しています。観終わったディスクはシアター後部のラックに移動します。
この壁面は機能的には音響拡散パネルとして自作したものですが、その一部を wall display shelf として改造しました。建築時には壁面のボードはなく、スラブに軽量鉄骨むき出しの内装未施工の状態で竣工しています。その後、鉄骨に自作の音響パネルを張り込みました。自作といっても園芸用のトレリスの流用です。内面木部とスラブの間には、大量のグラスウールと鉛シートを交互に3層DIYで充填しています。
鉄骨への固定は金属用のタッピングです。ドリルで鉄骨に一回り小さい下穴を開けるのがしっかり固定するコツです。ディスクの収納の為にフィンの間に木の間仕切りを入れて、ホットメルトガンで固定しています。
Display shelf としては場所をとらず非常に安価な優れものです。90×90の一枚の正方形のトレリスに44枚のブルーレイを収納できます。
材料費:間仕切り棒10円。使用工具:電動まる鋸、電動ドリル、ホットメルトガン。(トレリス部施工除く)
この記事は2009-02-08に更新しています。初稿に加えた重要な変更箇所は赤で記載。