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hardware review of home theater and self-made devices

HTPC v.911

HTPCの内容を一新して、自作のアルミ筐体PCケースインストールしてみました。Windows7の64ビット機で、CPUはCore i7 870、VGAはBlu-rayディスクからのロスレス音声のHDMIビットストリーム出力を可能にした初のVGAカード、Radeon HD5870です。

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新HTPC (HTPC v.911)のハードウエア
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1.Sapphire Radeon HD 5870

1-1.パッケージ
1-2.自作ケースの改造とインストール

2.ASUS P7P55D Deluxe
3.Intel X25-M SATA 160GB SSD
4.サウンドカード 

4-1.Auzentech X-Fi HomeTheater HD
4-2.ASUS XONAR HDAV 1.3 Deluxe

5.その他のパーツ構成とOS Windows7 Ultimate x64
6.最後に
7.関連記事

更新情報:2009.12.9. サウンドカードについて追記・訂正。AuzenもAsusもビットストーム再生可能です。
更新情報:2009.12.22 Intel X25-M SATA SSDのファームウェアアップデートとAHCIモードへの変更→3.Intel X25-M SATA 160GB SSDに追記

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1.Sapphire Radeon HD 5870

1-1.パッケージ

実物は想像以上に巨大です。普通の市販ケースにインストールできるか疑問です。DVI出力端子が二つ、HDMIとDPを各一つ備えています。外部排気なのはありがたい仕様です。後部に穴が二つ開いていますが、吸気か排気かよくわかりません。外部電源は二つ上向きです。

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4850との比較です。

1-2.自作ケースの改造とインストール

最終的に既存のサウンドカード2枚(ASUS XONAR HDAV1.3 Deluxe, Auzen X-Fi HomeTheaterHD)をインストールしたので、PCIeスロットに3枚のカードが刺さっています。これらも動作しますが、音質や画質の比較は次の機会に投稿してみます。ちなみにこれらのIRQは重複していません。

5870があまりに長いので入りきらず、自作ケースを改造しています。採寸しアルミを裁断するだけなので手間はかかりません。筐体の横っ腹にニョキっと赤い口をあけている様は意味ありげですが、入らなかっただけです。ケースに入れるとファンの音は気になりません。起動のとき以外は聞こえないほど静かです。SSDの動作音の方が気になります。ドライバは最新のCatalyst9.11を使っています。

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HD5870のブルーレイ再生検証記事を別稿で掲載しています。

  2.ASUS P7P55D Deluxe

LGA1156, P55チップセットのマザーです。CPUはCore i7 870@2.93GHz, メモリはUMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333を2セット。DDR3-1333(PC3-10600)で2GBを4枚使用しています。

オーバークロックやATI CrossfireX、及びNVIDIA SLIに両対応していますが、まずは通常の設定です。PCIe2.0×16スロット3本が適当に離れているので好都合です。ボード上にパワーとリセットスイッチがついているのも便利です。CPU周囲のコンデンサー群は壮観です。LEDのギミックはほどほどで、MAXIMUSIIIと比べると寂しく感じます。

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3.Intel X25-M SATA 160GB SSD 

メインストリームのSSDでベンチマークは平凡です。他の自作機でPhotofastやvertexを使っていますが、やはりSSDはRAID stripingで真価を発揮します。今回は単体使用です。

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関連記事:(2009.12.22追記) Intel X25-M SATA SSD ファームウェアアップデートとSATAモードをAHCIに変更する事で、ベンチマークの結果が20%向上しています。

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4.サウンドカード

4-1.Auzentech X-Fi HomeTheater HD

別稿に詳細を記載しています。今回は本体ファームウエアの更新とドライバの更新を行っています。本体ファームウエアはディーラーに送付してメーカーで更新しています。ドライバはサイトからのパッチを充てたものです。
Driver Name: HomeTheater HD Driver: RC4.2_Patch

ファームウエア更新は、Denonのアンプでビットストリーム入力が動作しない事に対する改善が目的でしたが、結局更新後もDenon AVP-A1HDでは動作しませんでした。
Auzentech Solves Static Issue on Older-Model Denon AV Receivers; Offers Firmware Updates
そのためメールで再度日本法人に問い合わせをしていますが、現在のところ返答がありません。Onkyo Integra DTC-9.8では問題なく動作します。

EDID OverrideでDenon でもビットストリーム動作が可能になりました。2009.12.9追記

4-2.ASUS XONAR HDAV 1.3 Deluxe

これも別稿に記載しています。アンプのcompatibilityは良好ですが、Windows 7 64ビットでASUS付属のTotal Media Theater(TMT)が動作しません。Arcsoftからのダウンロード購入版TMT3では動作するようです。ドライバは最新版7.12.8.1775 、TMTは3.0.13.139 を使っています。いずれもASUSのサイトからのダウンロードによるものです

上記のドライバとTMTでもWin7 64ビットで動作します。2009.12.9訂正

5.その他のパーツ構成とOS Windows7 Ultimate x64

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電源: Abee AS Power E-1200EA(1200W), 2年前のモデルです。
Blu-ray Drive: Pioneer BDR-S03J-BK。現行モデルです
CPU cooler: Prolima Tech社のMagahalems RevB.6mmヒートパイプ6本で120センチファンサイドフロー。CPU coolerではニューフェースですが非常によく冷えます。
 OS: Windows7 Ultimateの64ビット版です。動作検証には32ビットもついているパッケージ版が便利です。

6.最後に

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Radeon HD5870でのHDMIビットストリーム

他の自作機にもWindows7を入れてみましたが、Vistaと比べて起動や動作が軽快に感じます。ハードウエアも高速化しているので、クリーンインストールも短時間で終了します。

上はWindows エクスペリエンスインデックスです。全体的に高いパフォーマンスですが、SSDが足をひっぱています。5870はさすがです。ブルーレイでDTS-HD MAを出力中のCPU使用率は数パーセントで、カクツキもなくHTPC用途では全く問題ありません。いつも最終的にはオーバークロックで遊ぶので5870をセットしていますが、HTPCとしては57か56xxシリーズのファンレスが妥当かもしれません。

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Power ColorとClubのファンレス5750

7.関連記事

Radeon HD5870のロスレス音声HDMIビットストリーム出力
自作PCケース
720p時代のHTPC

自作PCケース

1作目 自作PCケース(水冷対応ベンチ型)
2作目 自作PCケース(オーディオ型)
3作目 自作PCケース(2Uラックマウント型)
4作目 自作PCケース(1Uラックマウント型)


この記事は2010-05-11に更新しています。初稿に加えた重要な変更箇所は赤で記載。

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