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hardware review of home theater and self-made devices

デジタル一眼レフPC外部モニター

   

Tripod on Tripod External Monitor PC for Canon EOS 7D

   
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    Summary    
   

External monitor PC of Canon EOS 7D, fixed to tripod was setted up. In this article, monitor PC is Vista baced Sony VAIO note (VGN-Z91YS), whitch equipted 1600×900, 13.1″LCD monitor. Although EOS 7D has 3.0 inch LCD built in monitor, a bigger external monitor can confirm focus in the photograph easily in real time by using USB connected control software EOS utility.

   
    Key features    
   

1. 13.1 inch note PC LCD is setted up for external monitor of Canon EOS 7D.
2. Connection between camera and PC is USB
3. Driving software is Canon EOS Utility.
4. Note PC was fixed to tripod. (tripod on tripod)
4. If this system, the confirmation of the detail of the photograph including focus in real time becomes possible.

   
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#1 DIY camera cabinet with wireless photoviewer. EOD 50D WFT-E3 and 24 inch LCD monitor.

   

三脚に固定したEOS 7DのPC外部モニター

 

INDEX

1.はじめに
2.モニターPCのセットアップ
    2-1.SLIK Carbon 813 EX
    2-2.Gitzo G-1220 Reporter Mk2 + Quick-Set Husky 3D
    2-3.SLIK Carbon Sprint 624 PRO + SLIK SBH-320
3.Kenko CLAMP POD PRO100
4.カメラ三脚用ノートPCデスク (CLHCMAL2)
5.撮影シーン
6.最後に
7.関連記事

 

1.はじめに

 ノートPCの13.1インチLCDモニターをCanon EOS 7Dの外部モニターとして三脚に固定してみました。EOS 7Dには内臓の3インチモニターが付いていますが、小さくてフォーカスなど細部を確認するのは困難です。カメラとPCをUSBで繋ぐと、PCのモニターをリアルタイムビューワーとして利用できます。またPC側からシャッターなど基本的なコントロールも可能です。EOS DigitalなどPC制御が可能なデジタルカメラであれば他機種、他社製品でも同じ事ができます。

前回は半固定機器として、無線LANによる24インチモニターでのリアルタイム映像確認システムを紹介しましたが、今回は有線です。 しかし三脚に直接固定しているので機動性があります。また無線LANに比べると動作が機敏で、コントロール内容も豊富です。大型三脚に小型三脚を固定し、それにノートPCを載せた構造なので組み立て分解が容易です。また内臓バッテリーで動作するので屋外でも利用できます。

前回紹介した無線LANを使用した外部モニターシステム(2009.12.8)
カメラ収納キャビネットの自作(無線フォトビューアー付き)
http://monolith-theater.net/hal/?p=4093
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2.モニターPCのセットアップ

カメラを搭載した三脚に小型三脚(KENKO CLAMP POD PRO100)を固定し、更にカメラ三脚用ノートPCデスク(CLHAMAL2)を取り付けています。モニターPCにはVAIO VGN-Z91YSを使っています。1600×900(13.1インチ)LCD液晶モニターが付いています。これをカメラの外部モニターとして使用します。

下に3種の三脚を使った場合を掲載しています。標準的カーボン、小型カーボン、高性能なGitzoの場合です。
2-1. SLIK Carbon 813 EXは標準的な中型カーボン製三脚で、CLAMP PODの固定は安定していて使用感も上々です。2-2. Gitzo G-1220 Reporter Mk2 にHuskyの雲台を使用した場合、固定は強固で最も安心して使えます。しかし重量があります。2-3. SILK Carbon Sprint 624ProにSBH-320の雲台の組み合わせは最も軽量で戸外などに持ち出す時に使用しますが、三脚の径が細く、若干PCテーブルの安定性に欠けます。いずれの場合ちょっと触ったくらいではPCテーブルの角度が変わってPCが落下するような事はなく、CLAMP PODの固定強度は十分です。三脚の脚の径が大きいほど強固に固定できます。カメラの根元とPCテーブルを持ち上げれば、ジョイントがずれる事もなくそのままの状態で移動できます。

2-1.SLIK Carbon 813 EX + CLAMP POD PRO100

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KENKOのCLAMP PODは一方の足で三脚を挟み込み、もう一方は接触させているだけです。
写真では下方はクリップを併用して安定性を高めています。
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PCテーブルのどこかが三脚に接していると、3点固定になり安定性が向上します。
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カメラのファインダー面に対してPCの向きは自由に設定できます。写真ではややオフセットしています。
写真を撮って右下に視線を移動すると、自然にPCモニターが視野に入る設定です。
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三脚はSLIKのカーボン製の標準的なものです。付属の雲台を使用しています。大きさの割には使いやすい三脚です。

 

2-2.Gitzo G-1220 Reporter Mk2 + Quick-Set Husky 3D + CLAM POD PRO100

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撮影対象物に対して三脚の脚が邪魔にならないような設定です。
カメラファインダーに対して真後ろにPCモニターを配置しています。
PCモニターが邪魔になるので、横からファインダーを覗く事になります。
この場合PC台は3~4点固定になるのでPCは非常に安定しています。

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Gitzoの昔のモデルです。金属製で重く気軽に移動できませんが、作りは最高級で安定性など機能性は抜群です。
雲台も定評のあるHuskyで、精度の高い動作が可能です。
3者の中ではこの組み合わせが最も安心して作業できます。

 

2-3.SLIK Carbon Sprint 624 PRO + SLIK SBH-320 + CLAMP POD PRO100

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携帯性も良好なSLIKのカーボン三脚を利用した例です。三脚の脚の径が小さいのでCLAMP PODの把持力が若干弱く、
PCに触ると横揺れします。私はこの状態で使っていますが、
PC開閉ヒンジ部をマジックテープで三脚と結束し補強すると戸外でも安心して使えます。
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自由雲台SBH-320は精度が高く、その動作に定評があります。動く被写体をスムーズに捕捉出来ます。camerapc050camerapc051
このセットをバラしたのが左の写真です。SLIKもCLAM PODも非常にコンパクトに収納できます。
右は全てをバックパックに収納した状態です。重量は7kgと重く遠距離は無理かもしれません。

 

3.Kenko CLAMP POD PRO100

これは一応三脚の範疇に入るのかもしれませんが、いろんな使い方の出来る面白い道具です。店頭ではあまり見かけませんが通販で容易に入手できます。つくりは非常にしっかりしていて重量もあります。脚の一方は強力な2重の締め付け機構のついたクランプになっています。

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今回はPCテーブルを固定する為に使用しています。
可動締め付けねじが5箇所あり、設置の自由度に不満は出ないと思います。

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通常の小型三脚としても使用できます。
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一方のアームにはメスねじが切ってあり三脚に固定できます。
左は雲台からカメラを水平に三脚の中心からオフセットするために使用している様子です。
三脚の脚を避けて真下のものを撮るときに利用できます。

 

4.カメラ三脚用ノートPCデスク (CLHCMAL2)

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単純な構造です。金属製のプレートに三脚用のネジが切ってあり、右のような使い方が出来ます。通販での購入です。

  

5.撮影シーン

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実際にブログの記事に掲載するためPCの部品を撮影している様子です。Gitzo G-1220 Reporter Mk2 + Quick-Set Husky を使っています。撮影した写真はすぐにPCに反映され、合焦の様子など映像の詳細を確認できます。これはカメラ内臓の3インチモニターとは比べ物にならないくらい解像度が高く、後からの取り直しが発生しないので短時間で撮影が終わります。とても便利です。またPCは無線LANでホームネットワーク上のストーレージ(Qnap 439ProII) につながっているので、取った写真の保存も容易です。

Qnap TS-439 ProII http://monolith-theater.net/hal/?p=5532

カメラはEOS Digital(7D,50D) 使っているのでUSB接続でPCリモートソフトウエアEOS Utilityを介しています。撮影した写真はビューワーが立ち上がり、連続撮影で次々に自動で最新の画像に切り替わります。PCは一度立ち上げてカメラと接続すると、何の操作も必要なく写真が確認できます。同じような対象物を入れ替えながら撮影する場合は、PC側でシャッター操作が出来ます。

HDMI接続でもモニターできますが、USB接続のほうが自由度が高く処理速度も高速です。またEOS50DのWFT-E3による無線LAN映像転送システムに比べてもはるかに高速です。

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上の写真はPCデスクを別の三脚に固定してカメラの脇に置いたノートPCで撮影画像を確認している様子です。PCの位置が自由に動かせるので気兼ねなく設置できます。こちらは上で紹介したKENKO CLAMP PODを使わず撮影できますが、広いスペースが必要です。慣れるとCLAMP PODを使ったほうが作業がはかどります。気力があればシステムごと外に持ち出す事も可能です。

  

6.最後に

 デジタル一眼レフカメラは高性能で高品位の撮影が可能ですが、絞り、シャッタースピード、感度やフォーカシングなどをマニュアルで操作する事も少なくありません。特に暗い室内での長いシャッタースピードでの撮影ではぶれなども起こりがちです。思い通りに撮れているかどうかの確認は内臓LCDではなかなか困難です。ノートパソコンのモニタを利用すると高精度でリアルタイムに短時間で確認できるので撮影時間も短縮できます。

複数の三脚やPCのセットアップなど機材が多くなり煩雑にはなりますが、古いノートなどを撮影専用にしておくと、PCの電源を投入し、カメラを接続するだけですぐに撮影に取り掛かれます。

7.関連記事

デジタルカメラ関連

●Qnap TS-439 ProII http://monolith-theater.net/hal/?p=5532 




この記事は2012-02-10に更新しています。初稿に加えた重要な変更箇所は赤で記載。

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