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シュナイダーのアナモーフィックレンズ
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HAL

hardware review of home theater and self-made devices

シュナイダーのアナモーフィックレンズ

schneider1-1Schneiderのanamorphic lensをiScanVP50proとの組み合わせで試用してみました。シネスコサイズのブルーレイは映画館をはるかに超えた高画質に変わります。

16:9のスクリーンを使っていると、シネマスコープ収録された2.35:1の映像は上下に黒幕が現れます。1080pのプロジェクターでは756pで見ていることになります。これを1080pで見れるようにするのがこのレンズシステムです。

プレーヤーから出力されたHDMI信号をスケーラーiScanVP50proに入力し、上下に引き伸ばして1080pとします。これをプロジェクターに入力して映像を出し、プロジェクターのレンズの前に外付けした特殊レンズSchneider CDA1.33で補正してもとに戻します。プロジェクターのパネル全面を使うことになり、輝度は約 33%向上するとされています。映画館やプロの現場で使われている業務用4k対応レンズです。 2008.12.27

 
schneider2-1
スケーラーは2.35:1の画格を認識するとトリガー信号をシュナイダーに送ります。するとシュナイダーはレンズをプロジェクターのレンズの前に移動させます。すなわち2.35:1の時にだけこのシステムは動作します。左の写真はトリガー信号を受信したときのレンズ位置です。

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2.35:1でないときは待機ポジションに自動的に移動します。

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実際にプロジェクターDLA-HD100にセットした様子です。プロジェクターのレンズとシュナイダーのレンズの中心を正確に合わせます。あとは映像を投影してみてバランスを取ります。iSanの設定も複雑ではありません。

さて画質です。16本のシネマスコープ収録のブルーレイをシュナイダーを使用して鑑賞した感想です。

リンク→シュナイダー使用ブルーレイ短評一覧。

最初に書きましたが、画質は良くなります。輝度が上がって明るくなります。コントラストは良く取れていて黒浮きはありません。解像度は変わらないようですが、非常にフィルムライクな映像に変化します。柔らかく遠近感の増した映像です。これは映画ファンには麻薬のような魅力です。劇場の映像のキャラはこのレンズの影響も大きいのかもしれません。

やや使いにくい点もあります。ディスクに収録されている本編はシネスコでもメニューがビスタの場合など画面の外に出てしまいリモコンで選ぶことが出来ません。今回は液晶のモニターを併用していたのでそちらで選択できましたが、スクリーンだけの場合は困ったものです。スケーラーも外付けなので仕方ありませんが、使い勝手を考えるとやや難があります。プロジェクターにもVストレッチモードがありますが、スケーラーがiScanには到底及びません。

 

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本編はシネスコだがメニューがそうでない例。Schneider anamorphic lensを利用したスクリーン映像(左)と原画のままのサブ映像(右上)。スクリーンでは人物の映っている範囲が異なりメニューも下のほうが欠けている。スクリーン映像はAVP-A1HDのメイン出力からDLA-HD100で、サブ映像はAVP-A1HDのサブ出力からEIZO FlexScan HD2441W、ドットバイドットでモニターしている。

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この記事は2009-01-09に更新しています。初稿に加えた重要な変更箇所は赤で記載。

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