NVIDIAが新たな高画質技術を開発しました。ハードウェアビデオプロセッサとビデオデコードソフトウェアを組み合わせることで、極めて明瞭な画像の滑らかなHDビデオが実現できるというものです。http://jp.nvidia.com/page/purevideo.html さっそく試してみました。
6600GT
ELSA 6600GT
SoftWare Setting Hardware

WMP10
NVIDIA DVD Decorder
NVIDIA Driver

 
WMPは最新版をインストール。デコーダ同士の競合を避けるため他のプレーヤはインストールしていない。NVIDIA DVD Decorderはサイトからダウンロード。VGAカードのドライバはv66.93最新版をサイトから。WMPのツール、オプション、DVD,詳細タブから下のaudioタブを開くこともできるが、DVD再生が始まるとタスクバーにDecorder設定が常駐する。


サブマシン(PC2)
A8N SLI Delixe(1002)
Athron64 3500+
512*2Memory
6600GT(ELSA)*1
DVI-D out
D2010(MITSUBISHI)
HD130 150inch(Stewart)

RME96/8PSTpro


NVIDIA DVD Decorderの設定
DVDデコーダーオーディオタブ AUDIOタブでspeaker setupを選ぶ。更にa recieverとvia an SPDIF cableを選ぶと左の画面になる。再生しているDVDがDTSなら左のようにDTS ロゴが表示される。これでSPDIF経由で音が出る。
ただしうちの環境ではマルチチャンネル出力にならない。RME96/8はこのDecorderに対応していない。SPDIF光接続でオンボードのRealtek AC'97 Audioを使用すると、AVプリアンプ(VX-700)がDD,DTSを認識する。オンボードチップのドライバは最新のコーデックALC850をダウンロードして使用した。
DVDデコーダービデオタブ
DVDデコーダーカラータブ
Videoタブでcontent defaultで原画のサイズでそのまま出力する。スクイーズはAnamorphic.これはその右のVideo formatに表示されるものに従う。hardware acceleration をチェック。De-intelace controlはsmart? これで6600GT上の"Pure Video"機能が利用可能なるハズ。 
Colorタブのcolor controlでは画質調整ディスクでHueとSaturationを若干調整した。
WMP10の設定

 WMPのビデオミキシングレンダラは使わない設定にする。WMPのオプション、パフォーマンス、詳細設定でビデオアクセラレータの設定に入るが、その中のビデオミキシングレンダラを使うのチェックをはずす。
 
NVIDIA VGA Driverの設定

 スクイーズ収録の場合、画面の解像度設定が1280*720では一回り小さく表示されるので1280*1024へ変更。Dot by dotにならないが仕方がない。更にDecorderはanamorphicへ。4:3では1280*720でDecorderはcontent defaultに設定。これはプロジェクターによって違いがあるかもしれない。
画質音質比較(勿論あくまで主観)
 
レファレンス機: DVD常用機 (DVD-PC1) AsusP5AD2-Epre,P4:560,FSB960(overclocked),EAX700pro,DVI-D, WinDVD6 latest updated, HAon, Cataryst4.12.

PureVideoの画質
:1280*1024@60Hz:DVI-D, D2010,150インチ,調整DVD:HiViCast
HiViCastのコントラスト、ブラックレベル調整は見事にデフォルトでOK。コントラストは優秀だ。HueやsaturationもDecorderのわずかな調整ですむ。動画の動きに対する補正はかかっているように思える。画像のエッジも滑らかだ。CoregaのDVI切り替え機で、レファレンス機に同じ場面を再生させながら動画を比較した。
 動画の補間性能は優秀。字幕の境界も滑らか。これがPureVideoの威力か?CPU使用率も10%以下。セッティングして間もない割には安定している。WMPの操作性は再生専用ソフトに一歩譲る。

 音質は聞きやすい温和なステレオ。中域が張ったマルチチャンネル。男優の声が立派に聞こえる。スクリーン中央にどっしりとした音場を形成。まとまりがよい。反面、聴感上のダイナミックレンジ・周波数レンジともに大きくはない。オンボードチップとDecorder がどの程度影響しているか不明。
感想
 
 簡単に書いたが、150インチ投射に耐える絵を出すまで色々試行錯誤があった。30day free trial版なのでそろそろ期限が来る頃だ。時間切れ。あまり扱う暇がなかったのが残念だが面白かった。絵は非常に可能性を感じさせる。パッケージングを含め、更なるbrush upを期待。

2005/01/25
参考画像
nVIDIA DVD Decorderで再生した画像 NVIDIA DVD DECORDER + WMP10
GeForce6600GT
WINDVD6で再生した画像 WINDVD6 (Hardware Acceleration)
RadeonX700Pro
WINDVD6TrimensionDNMで再生した画像 WINDVD6 (TrimensionDNM)
RadeonX700Pro
色合い、彩度、コントラスト、左上髪の毛に注目。ただしこれらはキャプチャ画面。実際の150インチ動画は、印象がかなり異なる
2.WinDVD6 with Geforce 6800 Ultra
GeForce 6800 Ultra VS RadeonX850XT
05.04.01

 ATIとNVIDIAの上位品であるX850XTとGeforce6800を比較してみた。ここでは同じ再生ソフトWinDVD6で比較した。Catalyst,ForcewareともにHiViCASTで画質調整を行っている。

 下は実際の150インチスクリーン映像の写真。暗黒の中で写真をうまく撮影する技術がないので、参考程度。色合いが見た目どおりになっていない。これは再度挑戦したい。写真にするとあまり違いがわからないが、実際の印象はかなり違う。動画を表現するのは難しい。

 
総合的にはX850XTの動画のほうが質が高い印象だ。解像感、S/N感と発色はX850XT、動きのスムースさは、ほぼ同等か若干6800ultra..奥行き感はほぼ同等.6800ULTRAに関しては、6600GTでNVIDIA DVD Decorderを使用したほうが良かった。

 ケースからして全く違う構成なので、カードそのものの評価にはなっていないのは仕方がない。画質の違いにケースや周辺機器の違いが影響している可能性もある。機会があれば、同一条件で比較してみたい。

 WINDVDとX850XTの組み合わせと、6800ULTRAとNVIDIA DVD Decorderの組み合わせが、いい勝負になるかもしれない。
X850XTスクリーンショット
X850XT






Sapphire
X850XT(Hardware Acceleration)
WINDVD6, Catalyst5.3

DVD-PC1(自作水冷ケース)
ASUS:P5GD2PRO, Pen4:560
6800ultraスクリーンショット
6800ultra





ELSA
6800ULTRA(Hardware Acceleration)
WINDVD6, Forceware71.84
PC2(CoolerMaster TAC T01)

ASUS:A8NSLI-Deluxe, Athron64,3500+

撮影Canon EOS 20D,絞り優先AE,Tv(シャッター速度)2,Av(絞り数値)9.0,測光方式評価測光,露出補正0,ISO感度100,レンズ17.0 - 85.0 mm,焦点距離30.0 mm,画像サイズ3504x2336,画質(圧縮率)ファイン,ストロボ非発光,ホワイトバランスオート,ホワイトバランス補正A4 G7 ,AFモードワンショット AF,現像パラメーター(コントラスト 標準,シャープネス 標準,色の濃さ 標準,色あい 0,色空間Adobe RGB,ノイズ低減切.
3.PureVideo with Geforce 6800 Ultra     
2005.04.29
PureVideo with Geforce 6800 Ultra
Windows XP x64 Edition
すばらしい画質だった!!

視聴環境:PC2

Windows XP Professional x64 Edition
NVIDIA DVD Decorder (Version: 1.00.67 TRIAL)
WMP 10
Geforce 6800 Ultra (DVI-D)、Driver71.84_winxp64_international
Delta 1010LT for PCI-X (S/PDIF)、Driver Delta_Ver_51_Final
Athron 64 3500+, Asus A8N SLI Deluxe (Bios 1007)
Silcon Image sATA2 RAID0 (Striping Driver Sil3114_64bit_1101)

環境設定:

 x64 Windowsは製品版を購入。RAID0にinstallした。Geforce6800ULTRAのDriverは x64versionをサイトからダウンロードした。Windows Media Player 10は、x64でも機能的には変わっていない。Sound CardはDELTAを使用した。サウンドカードメーカーで、x64対応のDriverを出しているところは少ない。オンボードは対応しているものが多い。

 
NVIDIA DVD Decorderはx64でも問題なく動作する。NVIDIA DVD Decorderの設定は、前回とほぼ同様。WMPのビデオミキシングレンダラを使わない設定にすると、非常に画質が良くなる。VGA Driver の設定は1280*720@60Hz。、Projectorは720pDLP(Mitsubishi D2010)のリアルモード、150inch投影。D2010のProgressiveはoffとしC/Wは5倍速。

画質:

 発色がすばらしい。かつ非常に明るい画像。にもかかわらず、白側の階調表現は超一級。HiViCASTでは100,99,98が明瞭に識別できる。やや黒側がつぶれ気味なので、Black levelはVGA Driverで調整した。動画は極めて滑らか。解像感もよく、遠近感が出て、画面に吸い込まれる感じがある。これはWinDVD6で観るGeforce6800ULTRAの画像とは次元が異なる。x850XTでも、優劣の判断が難しいかもしれない。画質全般はWMVHDの印象に近い。デフォルトで暗部階調表現がよくないが、ノイズなどPC環境に問題がある可能性もある。

 トライアル版なので、NVIDIA DVD Decorderが使えるのもあと29日。Windows x64は非常に軽快に動く。画質や音質に、x64がどのような効果を与えているかは不明だが、32ビットでは、こんなパフォーマンスは経験したことがない。次回は実写映像を交え、DVD-PC1のx850XTEsoteric UX-3との比較を行いたい。

雑感:

 もはやこのレベルになると、使用している映像・音響システムで、ソース機器の違いを検知できるかどうか若干疑問になってきた。違いを見分けるだけの出力機器の品質があるかどうか問題だ。音響出力系はまだサウンドカードの違いを検知している。しかし、映像出力系が問題。DVIコードからプロジェクターまでのチューンか、入れ替えを行う必要があるかもしれない。
2005.04.29



4.PureVideo vs WinDVD6 vs Esoteric UX-3 2005.05.03初稿. NEW 2005.05.21 update
PureVideo vs WinDVD6 vs Esoteric UX-3
The image qualities were compared with three advanced machines simultaneously. The image photograph of the same scene on the same disc was left referring. Playback-only on the market machine and how much can the self-made machine fight really?

This photograph is a snap shot. There is a cooperator in lower right. I think that the size of the screen is understood. A dynamic reproduction image with high resolution was obtained. It will be noticed that this is DVD, only after on-air high-definition television is projected. I wish to express my gratitude to cooperators.
 3つのmachineで、画質の同時比較を行った。同じディスクの同じ場面の映像写真を、参考として残した。はたして自作機が市販再生専用機とどのくらい戦えるのか?
 このShootout previewは、丸一日かけて行った。上はそのスナップショット。実際の人物を同時に撮影している。これだけの大きいスクリーンにもかかわらず、解像感の高いダイナミックな動画が得られた。オンエアハイビジョンを映さなければ、ソースがDVDとは判らないくらいの綺麗な画像。協力してくれた皆さんありがとう。
Machine Setting
Machine Player setting Decorder VGA driver Image
PC2 Athron64 3500+
A8N SLI Deluxe
Geforce 6800 ULTRA
NVIDIA DVD Decorder
WMP10
Windows XP x64
Silverstone case
Default ratings operation
WMP10 NVIDIA DVD Decorder
Forceware71.84
Video setting Color setting
DVD VMR 0ffE Hardware acceleration on
display
content default
De-interlase smart 
A
gray out color profile
custom
C*
NV1
DVD VMR on
F
hue+
saturation++
B*
color profile
default
D
NV2
DVD-PC1 Intel Pentium 660
P5WD2 Premium
Radeon X850XT
WinDVD6 Platinum
Windows XP sp2
Self-made EMI shield case
Overclock operation
FSB900, 4.05GHz
Win DVD6 Platinum Catalyst control center 5.4
Trimension DNM off
Hardware acceleration on
color setting
player default
H
overlay adjustment satutration 107
hue 2.1
G *
RD1
Trimension DNM on
Hardware acceleration off
RD2
EsotericUX-3 DCDi on progressive mode color* saturation+2 N/A ES1
DCDi off I ES2
Software setting and reproduction image
*
The best setting was done to all machines by using HiViCAST
Links to Audio Visual system and theater room of Monolith theater
6800ultra X850XT Esoteric UX-3
Geforce 6800 ULTRA Radeon X850XT Esoteric UX-3
再生画像の画質比較

Reproduction images

These images are projected to 150 inches screen by 720p DLP.
Videocard resolution is 1280x720@60Hz
The best setting was done to all images by using HiViCAST.
All photographs were taken on the same camera condition in the darkness
Canon EOS 20D:Tv0.6, Av5.0, ISO100, 17.0 - 85.0 mm(30.0 mm),
Image size3504x2336, Adobe RGB, converted with Photoshop to 500width
And look alike actual image

I like it in the order of RD1, ES1=RD2, and NV2.

 以下の写真は、再生中にpauseをかけて静止させたものを、上記条件で撮影した。動画再生中の撮影は,光量が不足して、不可能だった。Canon EOS 20Dのレンズの位置は、スクリーンから5mの距離。またvideo cardの解像度を1280x1024等に変えてみたが、逆に解像感が落ちる。3機種の動画の印象を記載したが、あくまでこの3つのmachineの比較であり、その違いを強調している。それぞれ単体でみると、非常に綺麗な、質の高いパフォーマンスを見せる。多分店頭などで、頻繁には経験できない品質だと思う。

 RD1、解像感が良く、高精細で、明暗階調・色再現性とバランスが取れていて、最も印象が良かった。特に白の表現が秀逸で真っ白だ。結果的に質感表現がよく、また画面に奥行きを感じる。中間色や暗部階調表現は、ES1に劣る。また若干のジャギーもあり、その点はRD2やPC2に劣る。
 
 
ES1はRD1に比べると、明るい方向の色再現性に迫力を欠く。しかし、暗部階調表現は最も優秀で、特に中間色の階調が良い。渋い、安定した動画で、緊張感なく画像に溶け込める。さすが市販品だ。

 
RD2はRD1、NV1やES1に比べると、その動画の滑らかさは圧倒的だ。しかし、ややコントラストが落ちる。また解像感も落ちて、画角も小さくなる。輪郭部にノイズが入ることがある。また暗部の情報量が少ない場面で、ある程度の閾値を越えると、画面の端が黒い帯となって、ブラックアウトする。

 
NV1NV2では、全く違う印象を受ける。NV1すなわち、VMRoffではhigh contrastでdynamic。しかし、暗部の階調表現が、芳しくない。これはdriver等では、調整しきれないレベルにある。動きは滑らか。ただ総合的な印象としては、contrastのバランスがよくないのが目立つ。暗部の精細感が良好ではない。Projectorの調整までは行っておらず、この条件に最適化していることにはならないので、あくまでprojector defaultの印象だ。NV2のVMRonでは、このcontrastの問題が解消される。ただマシンパワーの問題か、設定が悪いのか、動画にコマ落ちが見られる。また、WMP10とNVIDIA DVD Decorderの組み合わせは、ソフトとしての完成度が、いまひとつに感じる。
 
 
今回のshootoutでは、3つのmachineは、筐体や周辺機器が違う構成なので、単純にビデオカードやソフトの比較にはなっていない。特にPC2DVD-PC1は、CPUやmotherboardは勿論の事、筐体の素材や剛性、電源の種類や冷却ファンの有無など決定的に違うところがある。従って、純粋に、NVIDIA DVD Decorder+WMP10とWinDVD6を比べた事にはならないし、またX850XTとGeforce 6800 Ultraを比較した事にもなっていない3つのmachineの総合力を評価したことになる。

 DVD-PC1(X850XT+WinDVD6)
が操作性、発色、解像感ともに最良。わずかの差で階調表現の良いUX-3. PC2 (6800Ultra+NVIDIA DVD Decorder+WMP10)は、コントラストとハンドリングが悪いのがマイナス。しかし、PC2は、fanの存在など機器の条件は最も過酷なので、改善の余地を残している。3つのmachineで、いつでもDVDで映画を鑑賞できる状態にあるが、UX-3とPC2で観る気がしない。

 PCでの再生でも、市販高級機と比較して決して引けをとらない事は確実だ。しかし、逆に考えれば、UX-3では手間暇かけず、手軽に高画質と高音質が得られる。特に映画鑑賞で、最も重要な要素の一つである階調表現が秀逸なのは、さすが市販機だと思う。

 因みに、マルチチャンネルの音声の印象は、DVD-PC1, UX-3, PC2の順だったが、CD再生のperformanceは、UX-3が良く、PCとは格の違いを見せる。PCを
universal playerとして構成して、UX-3の領域に達するのは、難しいかもしれないUX-3とDVD-PC1の音声評価、またPC2のM-AUDIO DELTA 1010LTの音声評価はこちら。
画質の印象 長所(好きな点) 短所(気になる点)
PC2 動画の滑らかさ、エッジの綺麗さ。 コントラスト、暗部表現
DVD-PC1 明部の色の再現性、解像感 中間階調表現
Esoteric UX-3 安定性、階調表現の正確さ 色表現のダイナミズム、クロマ
参考画像
PureVideoの推奨設定NV1

Geforce 6800 ultra
WMP VMR off

PureVideoの推奨設定?
 一見メリハリの利いたパワフルな動画だが、コントラストのバランスに疑問が残る。調整ソフトでチューンしても階調を補正しきれない。暗部階調表現に限界がある。それ以外はとても質の高い動画。動きも滑らか。
ジャギーが殆ど認められない。NV2

Geforce 6800 ultra
WMP VMR on

設定が問題なのか、動画ではややカクツキあり。しかしジャギーが殆ど認められない。色の再現性は良好で自然。やや動きボケを感じる。
質感表現が秀逸。RD1

Radeon X850XT
Win DVD6 Platinum

解像感が最も高い。階調のダイナミックレンジも広く、階調表現は最も良い。ジャギーはそれなりに存在するが、ブロックノイズや色にじみなどが認められない。色相も自然で、質感表現が秀逸。
極めて滑らかな動き。RD2

Radeon X850XT
Win DVD6 Platinum
Trimension DNM

極めて滑らかな動き。ジャギーがない。反面、解像感が落ち、ややフォーカスが甘い。画角がやや小さくなる。

暗部中間階調表現は最も良い。ES1

UX-3
DCDi on

暗部階調表現は最も良い。クロマが控えめ。上品な安定した動画。やや動きボケを感じる。
基本的にDCDi onの状態と変わりない。ES2

UX-3
DCDi off

DCDiの効果は、動きの表現と解像感にわずかに感じる程度。基本的にonの状態と変わりない。
NV1 zoom
VMR off

暗部の階調が悪く、暗部がつぶれる。髪の毛が識別できない。
NV2 zoom
VMR on

こちらはWMPでレンダリングや色の再現を行うことになるはず。ややchromaが落ちるが、暗部階調はよい。ジャギーが全くと言っていいほど認められな
い。
RD1 zoom

やや暗部階調表現が悪い。
RD2 zoom
Trimension DNM

画像のエッジが綺麗。文字の始点が他に比べて右よりなのは、やや画角が小さくなっているから。DNMの効果は静止画では表現するのが難しい。
ES1 zoom
DCDi on

中間階調や暗部の階調表現が最も良い。髪の毛の本数が違う。
ES2 zoom
DCDi off

ES1との違いはほとんどわからない。
(以上の写真では、一部コマの違いあり。厳密にすべてが同じコマにはなっていません。)
Software setting
 A

基本的にcontent default.hardware accelerationにはチェックを入れた。De-interlace controlはsmartでmodeはBest available.色々変えてみたが、はっきりとした差がわからない項目もある。4:3ではこれで良いが、16:9のソースでは、Forcewareで解像度を変えないと、正規の比率で再生できないことがある。
 B

WMP VMR offとした場合には、操作できなくなる。左はonの場合で、saturetionとhueを若干調整した。HiViCASTの該当チャプターで、Blue filterを使用して調整する。デフォルトの状態では、色合いも色の濃さも不自然。プロジェクターの性能が大きく影響する。
 C

WMP VMR offとした場合のcontrast, black level, hue, saturetionの調整は行えなかった。Forcewareで調整したが、簡単ではなかった。左は今回使用した設定。カラープロフィールのカーブを変えるポイントは、いくつも設定できるが、今回は2点。
 D

WMP VMR onとした場合、Forcewareはデフォルトした。カラー調整はDecorderで行う。
 E

DVD VMR off
  F

DVD VMR on
 G

ATI Catalyst control center. やや反応が遅いが、機能そのものは使いやすい。Catalyst 5.5になって、随分高速になった。絵も5.4から幾分違う。慣れてくると、gamma調整も行うが、基本性能を見るには、saturationとhueで十分。これもBllue filterを使用して調整した。
 H
Win DVDの色調整は、初回の起動時はデフォルトになっていないので、リセットする必要がある。
I
UX-3の調整画面。非常にシンプル。
           
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